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日光東照宮へ行きはJR新幹線で帰りは東武に乗車して両社を比較した

栃木県の観光地「日光」へ東京から鉄道で行くには、東武鉄道が安くて便利で圧勝です。

しかし餃子の有名な宇都宮へ寄るならJR東日本を利用することも選択に入ってきます。

初めて行く人には「日光」がどのあたりに位置するのかわからないので、どうやって行けばよいのかひと苦労ではないでしょうか?

そこで、日光まで実際に東武とJR両方利用して行き方を調査してみました。

日光へ東京から鉄道で行く5つの方法

日光へ東京から鉄道で行く手段は大きく5つのパターンがありそうです。

  1. 東武鉄道の特急を利用する
  2. 東武鉄道の急行を利用する
  3. JR東日本の東北新幹線と在来線の日光線を利用する
  4. JR東日本の在来線の上野東京ライン宇都宮線と日光線を利用する
  5. JR東日本から東武鉄道直通の特急日光を利用する

東武鉄道の特急で日光へ行く

東武鉄道の特急には愛称がついています。
いろいろ種類がありますが、日光へ行く特急は「けごん」か「きりふり」に乗車します。

東京駅から日光へ行く特急に乗るなら、まずはJR東京駅7番線または8番線からJR上野東京ライン常磐線の電車で北千住駅まで行き、東武へ乗り換えると便利です。
東京駅から北千住駅まで約18分、値段は220円です。

北千住駅から東武日光駅までは特急「けごん」か「きりふり」なら乗り換えなしで直通します。
乗車時間は約1時間40分から50分です。

東武の特急料金は特急車両によって変わります。
北千住駅から東武日光駅まで「きりふり」だと2,390円、「リバティけごん」だと2,800円です。
車内設備により価格差をつけていて「きりふり」はお安いぶんそれなりの設備ということです。

東京駅から東武日光駅まで合わせて2時間と少しかかるぐらいです。

東武鉄道の急行で日光へ行く

北千住駅から東武日光まで東武鉄道の急行で行くなら、少なくとも1度は途中の南栗橋駅で乗り換えることになります。

東京駅から北千住駅まではJRを利用して約18分、値段は220円です。

北千住駅から東武日光駅までは乗り継ぎが良いと約2時間10分、値段は1,360円です。

東京駅から東武日光駅まで合わせて2時間30分から乗り継ぎにより3時間程度かかります。

JR東日本東北新幹線と日光線を利用する

JR東北新幹線を利用して日光へ行くなら、東京駅から宇都宮駅まで新幹線に乗り、宇都宮駅から日光駅まではJR日光線を利用します。

東北新幹線「なすの」で東京駅から宇都宮駅まで53分前後、その先日光線で44分前後の乗車時間です。

東京駅から日光駅まで1時間40分弱の乗車時間で、値段は新幹線自由席利用で5,060円です。

JR東日本在来線で日光へ行く

東北新幹線を利用せずにJRで日光へ行くなら、東京駅から上野東京ライン宇都宮線直通電車を利用します。

東京駅から宇都宮駅まで乗車時間は約1時間50分、宇都宮駅からは日光線で約44分、合わせて2時間34分程度です。

値段は2,590円です。

上野東京ラインから宇都宮線へ直通する普通電車は、グリーン車が2両連結されていますのでグリーン券を購入すれば特急並みのシートでゆったりと乗車できます。

グリーン券料金は、事前購入で平日980円、休日780円です。

首都圏以外で普通電車にグリーン車が付いているなんてあまり聞いたことないですけれど、乗ってみるとなかなか快適なのです。

グリーン車の様子はこちらの記事で書きました。

JR東日本の普通列車グリーン車は快適?初めて乗ってみた

JRから東武へ直通特急で日光へ行く

JR新宿駅から東武日光駅へ直通する特急「日光」が1日に1本だけ運転しています。

約2時間の乗車で値段は4,000円です。

元成田エクスプレスの車両でレアな存在なので乗ってみる価値はあるでしょう。

東京から日光へは東武とJRどちらで行くべきか

さて、お題の東武とJRどちらで行くと失敗しないのか?の答えです。

時間と値段のバランス重視なら東武特急

時間と値段のバランス重視なら東武特急を利用するといいでしょう。

JRだと宇都宮駅で必ず乗り換えがあります。東武特急なら最初の北千住で乗車後は日光まで途中乗り換えがありません。

電車に乗っているとリラックスして途中乗り換えは結構面倒なものです。

2時間少々の乗車時間と3,000円なのでバランスがちょうど良いのでいちばん失敗のない行き方と考えました。

少しでも早く到着したいなら東北新幹線

少しでも早く日光へ到着したいのであれば東北新幹線を利用するべきです。

値段は他の交通に比べてダントツに高くなりますが、いちばん時間がかからない経路です。

せっかくの観光地に行くわけですから少しでも滞在時間が増えるといいですよね。

残念なところは、せっかく新幹線を使っている割に劇的な時間短縮効果がないことです。

その理由は、東京から途中の大宮までは速度を落として走行することと、東武で行くより乗車距離が長くなるためです。

値段が高いわりに東武特急よりも20分程度の時間短縮にとどまり少々コストパフォーマンスが悪いです。

価格重視なら東武急行

とにかく日光へ安く行きたい価格重視派なら東武急行を利用しましょう。

時間はかかりますが、約1,600円で日光へ行けます。

JRの普通電車利用よりも1,000円程度お安くなるためお得な方法です。

途中の南栗橋から東武日光までは、短い4両編成ですので座れる保証はなく観光帰りの疲れた体で立ちっぱなしとなるつらい状況となることがあります。

ゴールデンウィークの多客時の状況は?

日光への行き方調査の日はゴールデンウィークの非常に観光客が大勢の中で行いました。

東武鉄道の特急に乗れば東京都心から途中の乗り換えがない気楽さからいちばん人気のようで当日に特急券は予約不可能、全席満席です。

東武インターネット購入で2日前に確認すると、朝の狙っていた東武日光行のけごんが満席で残念!

結果、東京から日光へは東北新幹線ルートで行き、帰りの日光から東京へは、東武特急乗車予定のところ帰りも満席のため急行に乗車しました。

東武特急は観光シーズン時は早めに予約したほうがよさそうです。

特急券は遠方の方でも事前にインターネット予約をすればチケットレスで乗車できます。

日光往復の様子

東京駅東北新幹線ホームで郡山行き「なすの」に乗車。東海道新幹線と違い車両の種類が多いので見ていて楽しい。

「こまち」に使用されるE6系と「はやぶさ」に使用されるE5系で編成を組み17両編成です。

 

宇都宮駅で下車時に連結部分を確認。

自由席に乗車しましたが満席でもなかったですね。おおよそ70%ぐらいの乗車率といったところでしょう。

 

日光線「いろは」車内は綺麗に改装されています。

 

東武日光駅の外から見た東武特急「スペーシア」

 

東武特急「きりふり」は満席でした。

 

東武日光駅で南栗橋行き区間急行に乗車しました。4両編成で発車時には満席で立ち客も多数。

南栗橋駅まで約1時間45分の乗車でした。

南栗橋駅からはホーム向かいに停車していた東京都内でよく見かける中央林間行きの東急10両編成に乗り換えました。

4両編成から10両編成になり、急に都会に戻ってきたような気分になりました。

 

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