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北陸新幹線南側ルートの新駅設置は松井山手に決定でいいのか

北陸新幹線延伸ルートのうち京都から新大阪間はまだどこを通るのか決まっていませんでしたが「南側ルート」でほぼ方針が固まりました。
そして、京都・新大阪間の途中に新駅を京都府京田辺市の松井山手駅へ設置する考えを与党整備新幹線プロジェクトチームが表明しました。

北陸新幹線は現在東京から金沢まで開通しています。
その先の金沢から福井県の敦賀駅までの工事が進んでおり、2023年春ごろ開通する予定です。
そして今回ニュースとなりました区間は、さらに先の敦賀駅から小浜市を通り、京都駅・松井山手駅・新大阪駅のルートでようやく全線開通となります。

新駅の場所は松井山手で良かったの?

さて話題の松井山手とはどんなところでしょうか。

京都府京田辺市の中心部のJR学研都市線京田辺駅から大阪方面へ2駅隣の新興住宅地に松井山手駅があります。

大阪府枚方市との府県境が近く、大阪中心部の北新地駅までJR学研都市線の快速で約36分と便利なため大阪への通勤客が多いです。
付近には第二京阪道路があり、駅の少し北側では新名神高速道路が建設中です。鉄道・道路ともに交通の便がとても良い場所です。

松井山手に何がありますか?と聞かれると、そうですね・・・コストコ京都八幡店がありますと答えるでしょう。住宅地の中の幹線道路沿いにお店が集積しているような街のイメージです。

国家プロジェクトのため政治家や官僚のみなさんがお好きな関西学術研究都市が周辺にありまして、企業集積が進む中心部の最寄り駅であるJR学研都市線祝園駅までは奈良方面へ向かって約23分です。

松井山手から距離は近いのですが単線区間となるため非常に時間がかかります。きっとそのうち複線化の話が地元自治体から出てくることでしょう。

当初はルートを奈良に近づけた方がいいのではないかとの意見があったりしましたが、奈良県が費用負担を拒否した経緯がありルートを見直し、たまたまルートの途中で駅が作りやすい環境にあったことから、突然降ってわいたような話で地元ではまさに棚ぼたなことでしょう。

私が思う限り地元の京田辺市は大々的に新幹線誘致活動は行っていかった印象です。なんか紙の地図に鉛筆で線を引いて「ああ駅はこの辺でいいか」みたいな決め方してるんじゃないかとも思えて少し滑稽な気もします。

舞鶴市では必死に誘致活動をしていたことを考えますとなんとも皮肉なものです。

松井山手駅は、私が以前に考えていました南側ルートの予想からそんなに離れていない自然な線形だと思います。

山側の北側ルートに比べて南側ルートは都市部で人口が多く、既存のJR線との接続を考えると駅を造る場所として良い選択だったのでしょう。

こちらが以前私が書いたお話です。
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新幹線の工事着工は2031年の話

ルートが決まればそのうち着工かと思いきや、敦賀から新大阪までの工事着工は2031年の予定で、開通は2046年予定となり2017年の今から数えてなんと29年も先の話なのです。

なぜにこんなにも先の話となる事情は、北陸新幹線の建設主体は国であり、国と沿線自治体の負担に加えて完成した新幹線資産をJRへ貸付料でまかなうからです。
国の財源が豊富にある訳ではなく、現在工事中の北海道新幹線が完成した後に北陸新幹線敦賀から新大阪工事着工となるのです。

財源問題や今後の人口減少問題もありますしまだまだ紆余曲折かもしれません。計画変更の話が飛び出す可能性も捨てきれません。

松井山手でインタビューを受けて喜んでいた人もいらっしゃいましたが、なんともぬか喜びですね。
私なんかもうその頃は70歳代ですが、なんだかんだと述べましたが北陸新幹線で松井山手駅から金沢へ行ってみたいものです。

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