データ通信に便利な無料WiFiスポットが各地に設置されるなか、いよいよ新幹線にも本格的に無料WiFiが利用できるようになります。
各社のWiFiサービス内容を確認しながら、新幹線車内の無料WiFiは使い物になるのかを検証します。
東海道・山陽・九州新幹線車内WiFi
東海道・山陽・九州新幹線のWiFiサービス「Shinkansen Free Wi-Fi」は、2018年7月25日よりWiFi設備の設置が完了した車両から利用できます。
SSID: Shinkansen_Free_Wi-Fiを選び、メールアドレスの登録かSNS認証で利用できます。
すでに利用可能なJR-WEST Free Wi-Fi ServiceでのSNS認証は、Facebook、Twitter、googleアカウントでしたので、新たな「Shinkansen Free Wi-Fi」でも引き継がれると予想します。
東海道新幹線でWiFiサービスを利用できる列車
WiFiサービスを利用できる列車は毎日ツイッターで公開されています。
東北・山形・秋田新幹線車内WiFi
JR東日本のWiFiサービス「JR-EAST FREE Wi-Fi」は、2018年5月24日よりWiFi設備の設置が完了した車両から利用できます。
SSID: JR-EAST FREE Wi-Fiを選び、メールアドレスの登録で利用できます。
北陸新幹線車内WiFi
北陸新幹線のWiFiサービスは接続方法に少し特徴があり、運行車両によって接続方法が異なります。
JR東日本のE7系車両
SSID: JR-EAST FREE Wi-Fiを選び、メールアドレスの登録で利用できます。
JR西日本のW7系車両
SSID: JR-WEST FREE Wi-Fiを選び、メールアドレスの登録かSNS認証で利用できます。
車両によって違うとは言っても外観では見分けがつきにくいので、掲示のステッカーでどちらのWiFiサービスが利用できるのか見分けましょう
通信速度は速くない?
1編成あたり最大1,300人余り乗車する新幹線。限られた通信容量を利用者でシェアするのですから、その大半がWiFiを利用すると通信速度が遅くなることは目に見えています。
あくまでも無料サービスですから過度の期待は禁物です。
いままでの東海道新幹線では特定の携帯電話会社などとの契約がある場合のみWiFiが利用できましたが、通信速度が遅すぎて使い物にならないと評判が良くなかったのです。
新たな無料WiFiサービスは通信方法が改善されるため期待はありますが、JR東海によるとOS のアップデートやアプリケーションのダウンロード等は制限させていただく場合があるとのこと。
車内WiFiで動画をダウンロードしながらストレスなく視聴することはやや難しいのかもしれません。