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新幹線新型車両N700Sはいつから乗車できる?

東海道新幹線に新型車両N700Sが投入されると発表されてからかなり経過していますが、まだ営業運転されていません。

2019年8月現在では試作車による走行試験が繰り返し行われている段階です。

早く乗りたい!

いつから乗車できるの?

と期待しているたくさんの人がいるはずです。果たしてN700Sはいつから乗車できるのでしょうか?

N700Sはいつから乗車できるのか

新幹線新型車両N700Sは、営業運転を開始する2020年7月から乗車できます。

ちょうどその頃は夏休み前でさらには東京オリンピック開催直前のお祭りムードで、ちょっとN700Sで出かけてみるといいですね。

さてN700Sはどの程度導入されるのでしょうか。

N700Sの導入予定は

JR東海の資料によるとN700Sの導入計画は、

2020年度12編成

2021年度14編成

2022年度14編成

3年間で40編成もの新型車両N700Sが製造されて運転開始となるようです。

40編成も作るとかなりのお金がかかりそうです。

新幹線を作るにはどれぐらいお金が必要か

40編成を作るためにかかる投資額は約2,400億円です。

1編成あたり約60億円です。結構な金額がかかるのですね。

1編成は16両ですので、1両では平均約3億7,500万円の製造費がかかります。

実際には車両ごとに搭載される機器が違いますので1両単位の製造額はまちまちです。

N700系の初期型は早くも廃車となる

N700Sが3年で40編成も運転されるようになるとその代わりにお役御免となる車両が出てきます。

700系車両は2020年3月までに東海道新幹線からは完全に引退します。

そうすると引退対象となるのはN700系なのです。

もうN700系が引退するのか?と驚きですが、最初に投入されたN700系は2007年ですので2020年には13年経過するのです。

N700系は5年間で80編成投入されました。

JR東海が所有する新幹線はだいたい製造から13年で置き換えされています。

2007年のN700系が登場した時、かっこよくて先進的な車両だと思ったのがもう昔話となってしまいます。

リニア開業までの東海道新幹線

2020年3月には、700系が引退してN700Aタイプの車両となることで最高速度が285km/hに統一され1時間に12本ものぞみを運転できる体制になります。

おそらくですが、今までのようなペースでの東海道新幹線の車両開発はN700Sで終わるような気がします。

その理由は2027年予定のリニア中央新幹線開業です。

リニア開業に向けて新幹線必要編成数が少なくなることを見越して車両投資ペースを遅くしていく可能性も考えられます。

東京から名古屋間はリニア中央新幹線にお客さんが移転すると今のようなのぞみの本数は不要です。

JR東海がリニア建設を急ぐ理由は、新幹線経年劣化による大規模保守のための代替と東京から大阪間の路線二重化によるリスク分散のためです。

ドル箱路線の東海道新幹線が止まってしまうことは収益の9割を稼ぐJR東海にとって最大の経営問題なのです。

過去の東海道新幹線が建設された大きな理由は、在来線の東海道線では需要が一杯となりお客さんを捌ききれなくなったためです。

まとめ

N700Sは全座席でコンセントが付くなど利便性がさらに向上し快適な移動時間が過ごせることになるでしょう。

2020年3月以降に新幹線に乗車する時にはN700Sだったかどうか意識してみてください。

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