山梨県立リニア見学センターはどんな施設なのか実際に行ってみました。
山梨県立リニア見学センターは、2027年に開通予定の品川~名古屋間を40分で結ぶ「リニア中央新幹線」が、実際に通るルート上に実験線として先行建設された42.8kmの区間に隣接して建設された見学施設です。
来たのはいいのですが、正直リニアってまだのりものの実感がありませんし、今のところワクワク感が少ないです。以前のこだまグリーン車初乗車の時がまだワクワク感がありました。
>>新幹線のグリーン車はとても快適!京都から東京まで初めて乗ってみた
場所は、富士山のふもとから少し離れた都留市(つるし)に見学施設があります。
車で行く方法
中央自動車道富士吉田線がすぐ横を通っています。
大月インターか都留インターを出てどちらからも一般道を15分程度走ればリニア見学センターへ到着します。
駐車場は見学施設から少しだけ離れた場所にあります。
140台駐車できる無料駐車場で、満車となるほど駐車車両はありませんでした。
来る前は、マップを見た感じ狭い道が多いのかなと勝手に思い込んでいましたが、運転するのは特に問題ありませんでした。
電車で行く方法
電車で行くならJR中央線で大月駅まで行きましょう。
東京駅から大月駅まで約1時間45分です。
大月駅からは、富士急山梨バスの路線バスに乗ると便利です。県立リニア見学センター行きのバスがあります。
1時間から1時間30分に1本程度の本数ですので、あらかじめウェブサイトで確認しておきましょう。
リニア見学センター到着から館内までの様子
駐車場からリニア見学センター建物まで少し歩きます。
階段を上がったところに屋外展望台があります。リニアの高架橋が道路上で交差しています。
道路の右側には、結構大きな要塞のようなリニア関連施設があります。
山梨県立リニア見学センターは、どきどきリニア館とわくわくやまなし館の2館体制です。
リニア館は有料ですが、やまなし館は無料です。
やまなし館は、1階がリニアグッズを含むおみやげ売り場、2階が休憩所、3階が展望施設となっています。リニア館を見学後寄ってみるといいでしょう。
リニア館建物への入口
さっきのが入口かと思いきやまた外に出ました。
名古屋から大阪のルートはこれから決まります。
予想されるルートが京都府と奈良県の県境付近となるため、駅の場所をどこにするのか京都府と奈良県が両者で綱引きしているような状況ですが、この看板にははっきりと「奈良県駅」と書き込まれていますね。
こちらが本当のリニア館入口
どきどきリニア館は3階建です。ワンフロアはそんなに広くはありません。
1階で料金を支払います。土曜日なら小中学校、高校生は無料です。中高生は学生証を持って行ってください。
入場すると、先代の試験車両が展示されていました。
間近で見ると迫力あります。
リニアモーターカーのことをJR東海では「超電導リニア」または「マグレブ(Maglev)」と呼ぶそうです。
現在走行試験を行っている車両の名称は「L0系」。このMLX01-2は1世代前の試験車両で、実験のために形の違った先頭車両が製造されており、MLX01-1は名古屋の「リニア・鉄道館」で展示されています。
おおっ、スポーツカーブームを知る昭和人が憧れたガルウイングドアですよ。
中に入ってみましょう。
車内は新幹線と間違えそうなぐらい実用的な作りでした。新幹線と違うところは、座席が2列+通路+2列となっていることです。
リニアの歴史にある赤い車両、これぞ私が初めて出会った(写真でですが・・・)リニア実験車両です。まだこの頃のリニアは夢物語のような遠い未来の計画でした。
次の記事では建物2階からリニア試験走行の見学をします。
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