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近鉄特急発展の歴史を飾る初代ビスタカー

私鉄で日本一の距離を有する近畿日本鉄道です。

先日近鉄特急のカラーリング変更が発表されました。

 

kintetsu22000

 

平成4年にデビューした22000系は、特急車両の標準型として登場し、編成長を組み替えることのできる汎用車両でした。

今までとはイメージを一新したダイナミックなカラーです。

ビスタカー10000系とは

その近鉄特急発展の礎となった車両である初代ビスタカー10000系。

ブリジストン製空気ばねを使用した関係で撮影された記録映像です。

 

昭和33年、大阪線特急車の増備として新造され、7両編成の高性能車でした。

中間は3両2連接車体で内2両が電車では世界最初の2階建構造、以降の特急車の基本となるオレンジとブルーの新塗色となり、愛称はビスタ・カーと呼ばれました。

先頭は流線形の高床運転台で、空気ばね式台車等高性能化を図り、回転式シート、複層ガラスの固定側窓など新技術と斬新なデザインが組み合わされた車両です。

製造は1編成のみで、大阪~伊勢間の特急に運用し、昭和46年に廃車となりました。

ビスタカー10000系は、現在も現役の30000系ビスタカーやしまかぜの2階建カフェ車両にも受け継がれているのです。

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