春を迎えると家を所有している人にとって頭の痛い固定資産税の納税通知書が届きます。
固定資産税の支払い方法は、銀行口座からの引き落としやコンビニでの現金納付だけと思っていませんか?
固定資産税は金額が大きいためいちいち銀行口座から現金を引き出すのは面倒です。できればクレジットカードで支払いたいと思った事はないでしょうか。
通常はコンビニ納付でクレジットカードは利用できません。
しかし間接的にクレジットカードを経由させて支払うことができるのです。
固定資産税をお得に支払うならnanacoを使う
現在の固定資産税をお得に支払う方法は、nanacoカードを使ってセブンイレブンで支払うこと。
さらにnanacoカードへクレジットカードでチャージをすること。
この2つを行えばクレジットカードのポイントが貯まることによって実質お得に支払ったことになる訳です。
nanacoチャージでポイントが貯まるクレジットカードは?
nanacoチャージでポイントが貯まる主なクレジットカードは次のカードです。
セブンカード・プラス
リクルートカード
Yahoo! JAPANカード(ヤフーカード)
ファミマTカード
JMBローソンPontaカードVisa
(注)残念ながら楽天カードでのnanacoチャージはポイント付与が対象外となってしまいました。過去の話ですのでご注意ください。
nanacoカードの利用ポイントは付きませんので、
nanacoカードは、セブンイレブンかイトーヨーカ堂で300円の手数料で作成できます。
たまに新規作成時に300円チャージできるキャンペーンがあります。キャンペーン時にnanacoカードを作成すれば手数料分も無駄にすることはありません。
nanacoカード作成からクレジットチャージができるようになるまで手続きに10日程度必要です。
個人の固定資産税は高い人なら20万円は支払いますからその1%の2千円分ポイントが貯まるのです。低金利の時代この額は見過ごせません。
固定資産税をnanacoで支払うデメリット
固定資産税をnanaco払いにするデメリットは、支払いを忘れる危険がある事です。
銀行口座振替にしておけば勝手に引き落としをしてくれますので、口座に残高があれば支払いを忘れることはありません。
nanaco払いだと税金の納付書を持って納付期限までにセブンイレブンへ行かなければなりません。
固定資産税納付書は1年分まとめて4月か5月に郵送されますから、つい納付書を引き出しに入れたまま納付期限を過ぎてしまうミスを犯す危険があります。
長期間忘れたままだと自治体から督促状が届き、延滞金と督促手数料を合わせて支払うことになり何のためにnanaco払いにしたんだ!と落胆するオチになってしまいます。
あとnanacoチャージの上限額が5万円のため、5万円を超える支払いになると複数枚nanacoカードを持つ(1回の支払いに5枚まで使える)もしくは不足分は現金で支払うことになります。
固定資産税とは
固定資産税とは、毎年1月1日に土地や家屋を所有している個人や法人にかかる税金です。
市町村が固定資産評価基準に基づいて金額を算出する地方税です。
算出方法は、3年に1度改定される固定資産税評価額が基準となります。
土地1筆ごと、家屋なら1棟ごとに評価額があります。
課税標準額に税率をかけて税額を求めます。固定資産税の標準税率は1.4%ですが、自治体により異なります。
固定資産税評価額と課税標準額はまた別物なのですがこの辺は少々ややこしいので今回は省略します。
その他、事業資産にかかる償却資産税も固定資産税の一種です。
毎年4月から5月に固定資産税納税通知書が郵送されます。
固定資産税は年間十数万円程度はかかりますから大きな出費です。
ほとんどの自治体で3回または4回の分割納付ができます。
自治体により異なりますが、数年前までは1回目の納付期限までに一括納付をすると報奨金としておおよそ1%程の実質割引がありました。
現在は報奨金制度をほとんどの自治体が廃止しましたので、一括納付のメリットが無くなってしまいました。
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