中学受験をお考えの場合、ほとんどのお子さんは進学塾へ通うことになります。
塾代は一体いくらかかるのか想像も付かないことでしょう。
塾にかかる費用は、進学塾ともなるとやはり結構な金額となります。
なんとか節約できる部分は、積極的に節約して将来にかかる学費のために貯めておきたいところです。
子供を塾に行かせた実体験から塾代のどの部分を節約できるのか考えてみました。
塾代はどのくらいかかるのでしょうか?
小5の4月より約2年間塾にお世話になりました。
集計してみますとかかった金額の合計は、約175.8万円でした。
これが高いのか安いのかの判断は、目標とする中学校に合格するか否かで大きく変わってくることでしょう。
⇒追記 おかげさまで第一志望校に合格することができました。塾には大変感謝しております。
参考に月別の大まかな金額を掲載します。
(単位:千円)
2014年 4月 | 149 | 4・5月分 オープンテスト込み |
2014年 6月 | 50 | |
2014年 7月 | 45 | 夏期講習会込み |
2014年 8月 | 96 | |
2014年 9月 | 49 | |
2014年10月 | 58 | |
2014年11月 | 47 | 冬期講習会込み |
2014年12月 | 55 | |
2015年 1月 | 47 | |
2015年 2月 | 58 | |
2015年 3月 | 113 | 春期講習会込み この月から6年生となり授業料値上げ |
2015年 4月 | 118 | 日曜日の特別講座代込み |
2015年 5月 | 94 | 日曜日の特別講座代込み |
2015年 6月 | 77 | |
2015年 7月 | 185 | 夏期合宿、集中特訓、日曜日特別講座込み |
2015年 8月 | 137 | 夏期特別講座、日曜日特別講座込み |
2015年 9月 | 127 | 日曜日特別講座込み |
2015年10月 | 121 | |
2015年11月 | 132 | |
2015年12月 | 108 |
この表での注目点は、受験前の半年間に月額が大きく跳ね上がるところです。
受験が近づいてくると、志望校別特訓や受験直前追込み特訓などさまざまな名前でオプション講座が設定されます。
こういった講座は、オプションですから受講しない選択もあるのですが、保護者心理としてはお子さんに精一杯頑張って欲しいですから受講してしまいます。
この時期は塾にとって一番の稼ぎ時なのです。
塾代節約のポイント
わが子は、関西の中堅校に強い塾に行っておりました。
塾により授業料にはかなりの差があると思いますので、そのあたりをご了承のうえご覧ください。
塾の授業料の内訳は、大まかに次のとおりです。
- 基本料金 学年が上がるごとにコマ数が増えますのでそのぶん高くなり、6年生になると急上昇します。
- 演習講座 各教科ごとの希望者へのフォローアップです。1教科あたり月5,000円程度です。
- 学校の長期休暇時の講習
- 夏季合宿
- 日曜講座
- オープンテスト
- 志望校別特訓
- 入試直前特訓
おそらく折込チラシ等で書かれている授業料は基本金額ですので、その他にオプションがこれでもかというぐらいに設定されています。
基本の授業料以外はオプションですので受講者が選択できることが建前とはなっていますが、ほとんどのオプションが申込必須です。
受講しない場合は理由を記載するといった方法でゆるく縛りをかけられる場合があります。
オプション選択を必要かそうでないのか判断していかに取捨選択するのかが節約のポイントです。
振り返ると、我が家の場合は各教科フォローアップの演習講座は受けなくてもいいのではと感じました。
その分家に早く帰って、テスト直しや塾の宿題を確実ていねいに行い着実に基礎固めに時間を使った方が効果的とも感じました。
塾の膨大なカリキュラムでお子さんが追い付かずに、もういっぱいいっぱいになるのであれば、塾に慣れるまで演習講座をやめておいたほうがいいでしょう。
お子さんの出来る量にとどめておかないとやる気が削がれます。慣れてきたら徐々に勉強量を増やしていけば良いのです。
そうすれば時間とお金を有効に活用できます。