私立中学校では、入学式を終えた4月ごろから各学校が一会場へ集まって行う合同説明会をはじめとして、オープンスクール、学校内での詳細な説明会等、さまざまなイベントを行います。
少子化の影響もあり学校間の競争が熾烈です。学校説明会はかなり手間がかかると思いますが、熱心に何度も開催する学校もあります。
小学校低学年のお子様のご家庭でも、まだおぼろげながらも将来は中学受験をお考えの保護者様もいらっしゃることでしょう。
今回は、時間に余裕のある時期にたくさん学校見学しましょうというお話です。
目次
学校見学はいつ頃から行けばいいの?
進学塾は一般的に小学4年生から受験勉強のカリキュラムを組んでいます。
我が家は、中学受験を考え入塾したのはひと足遅い5年生前の3月です。
まだその頃は、中学受験のノウハウが全くわかりませんし、親バカさもありまして、難関中学校に合格するためには塾にさえ行けばなんとかなるのではないかとの楽観的な考えを持っていました。
しかしいざ入塾すると、わが子はそのようなレベルにないことを塾の成績で痛感し楽観的な考えも打ち砕かれましたので、中堅校をターゲットとする方針で臨みました。
5年生の段階では、目標の2校しか考えていませんでしたので、学校見学会もその2校しか行っていませんでした。
そして6年になり、いわゆるすべり止め校や当初考えていなかった学校も受験対象となり、最終的には4校に願書を出した次第です。
6年生にもなると土日も塾のスケジュールが入り、子供が親よりも忙しくなりますので、なかなかゆっくりとオープンスクールなどに行けなくなります。
4校のうち1校は我々保護者は説明会に行っていましたが、本人の予定が合わずに学校見学ができないままでした。
その学校は随時校内見学をしていただけるとの事でしたので、受験1月前の12月になってようやく見学をすることができました。
学校見学は早いに越したことはない?
将来受験をお考えの保護者のみなさまは、4年生のまだ時間に余裕のあるうちに通学できる範囲内の学校見学に出来るだけ本人と行ってみることを強くおすすめします。
お子様が具体的にどの学校に行きたいのかを見極めることはまだ難しいと思いますが、教室の様子やどんなクラブ活動があるのかなど実際に見てみると、学校のウェブサイトで調べるよりも格段にイメージが膨らみます。
お子様本人が考えてどんなことに興味があるのか気付いてもらうためにも、小学4年生の早い段階で学校見学することの利点です。
親の子供時代の感覚や、偏差値ランクを見て、この学校は行かないだろうなと思われることがあるかもしれません。ても、実際に見学に行ってみると想像以上にいい学校だったということは良くあることです。
私どものように受験直前の見学といった失敗の経験から、早めに行動されることを是非ともお考え下さい。
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