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クロネコヤマト大改革!配達時間帯指定枠見直しの理由は

TOKIOが配達員となって荷物を届けるCMでおなじみの宅配便最大手のヤマト運輸が、運転手の負担軽減のために時間帯指定配達の見直しをすることになりました。
具体的には、正午から午後2時と午後8時から9時の時間帯指定を取りやめ、時間帯を次の5区分に変更しました。

  1. 午前中(12時まで)
  2. 14時~16時
  3. 16時~18時
  4. 18時~20時
  5. 19時~21時

荷物を受け取る側として、こまめな時間帯指定はとてもありがたいサービスですが、ここ数年は指定の時間から遅れることが良くあるなと感じていました。
多少遅れたからと言って文句を言うようなクレーマーではありませんが、指定の時間を過ぎるといつ来るのだろうかと心配になります。

なぜこのような事になったのでしょうか。理由はおもに3つあります。

取り扱い荷物の増加

1つ目は、ネット通販大手からの引き受け荷物の増加です。
ヤマト運輸は現在アマゾンの荷物を取り扱っていて、アマゾンはヤマト運輸の売上の10%を超えている大口顧客です。
ヤマト運輸は売り上げが増えて喜んでいるのかと思いきや、そうでもありません。

それは、アマゾンの荷物は比較的小さな物が多く、1個当たりの料金が安いのです。
配達する側からすれば荷物が大きくても小さくても1件あたりの配達時間はそんなに変わりませんので人件費は同じです。むしろ人を増やすために人件費が増えているかもしれません。
ヤマト運輸は売り上げが増加しても利益に結び付かない状況なのです。

人手不足

2つ目に人手不足の問題です。物流業界やバス業界で運転手不足が深刻なのです。
昔はこの業界は比較的給料が高くてそれなりに人が集まったのですが、近年では給料が下がり頑張って免許を取ってまで働こうとはならないのです。
ただでさえ少子化で働き手が不足して、車には興味がなく運転免許を持たない若手が増えていることが人員不足に拍車をかけています。

再配達の増加

3つ目は配達先不在による再配達の増加です。国土交通省の調査では再配達となる荷物は、宅配便全体の2割を占めており、再配達をする労働力は年間で9万人分に相当するようです。

ネットでの買い物では、配達日指定ができる場合は必ず自宅にいる時を指定しますが、指定ができない事もたまにあります。

クロネコメメンバーズを利用しよう

再配達を少しでも減らすために便利なのがヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」です。
登録しておけば、配達予定の荷物があればお知らせしてくれるのです。

登録すれば配達日のお知らせがくる事だけがメリットではありません。

再配達が増加すると人件費が増えて、ヤマト運輸が耐え切れなくなるとアマゾンに配送料の値上げの交渉をすることになります。これがまわりまわってネット通販の送料値上げにつながります。

もちろん適正な運賃コストを利用者が負担することは極力安いに越したことはありませんが、なんと宅急便料金は消費税増税を除いて実に27年間も値上げをしていないのです。
この人手不足が叫ばれる時代に、激増する荷物に耐え切れなくなったのです。

荷物を受け取る側も再配達を極力減らすことに協力して、これからも増加するネット通販の関係者全体がメリットを享受できるよう取り組まなければならないのです。

アマゾンなどネット通販を利用する際には配達員の方々に少しでも負担がかからないように利用者側も協力する時代になったのです。



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