私立中学校では春休みを過ぎたころから、小学4・5年生向けにオープンキャンパスなど学校見学会を行い、多数の来場者でにぎわいます。
6年生と違いまだ受験まで日数があることから どちらかと言えば雰囲気は文化祭のようなお祭りみたいな感じです。
体験授業やクラブ活動体験など子供が興味を示しそうなイベントをたくさん用意していますので、同行の保護者は我が子の写真撮影で大忙しです。
でも、忘れないでください。
そこは近い将来に入学している学校かもしれません。楽しみながらも確認すべき点はしっかりと見てきてください。
頭の中だけで確認する点を考えるだけでは、きっと学校に着いてあれこれ見ているうちに忘れてしまいます。
ぜひ学校見学会用のノートを作り、紙に質問したい点を書き出し、学校見学会へ行くことをおすすめします。
施設・設備
教室内の様子 図書館の蔵書が充実しているか 自習スペースを設けているか トイレの清潔さ どのような特別教室が設置されているか
在校生の雰囲気
活発的で楽しそうな雰囲気か
学習の取り組み
授業のコマ数 放課後や長期休暇中に補習を行っているか 中高6年間のクラス編成、どのようにコース別に分かれるのか、高校入学生とクラス混在となるのか
クラブ活動の状況
クラブ活動の種類や活動時間
子供が興味のあるクラブ活動が行われているか
他の保護者の雰囲気や服装
服装だけで全てがわかるわけではありませんが、なにか感じ取れることがあるかも知れません。
入試問題の傾向と対策
10月以降に開催される説明会では、具体的に解説してくれる学校もあります
春の説明会では、過去問題を準備している学校があるので、配布資料に見当たらない場合は確認してみましょう。
(ただし過去問題は早いうちからやってはダメです。受験直前に取り組むものなので、親が見るだけにとどめておきましょう)
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